濱野智史さんのTwitterより
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PIP告知:9/14定期公演に続き、9/15月祝には、同じく新富町にて「PIP秋の読書会」なるイベントを実験的に開催しようと思います。メンバーに課した課題図書は指原莉乃さんの『逆転力』。詳細や予約は明日金曜夜22時頃Peatixページにて! #PIP
— 濱野智史@PIP総合プロデューサー (@hamano_satoshi) 2014, 9月 11
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ちなみに諸々は月曜に譲るとして、指原莉乃『逆転力』はただのアイドル自己啓発本かと思って読んだら凄まじい社会学的射程をもってた。とりあえず「再帰的近代」における「自己モニタリング」過剰で「宿命論」は「息苦しい」的な問題意識あるなら、そこに新しい「自己モデル」がある。いやほんと。
— 濱野智史@PIP総合プロデューサー (@hamano_satoshi) 2014, 9月 11
指原莉乃『逆転力』で描かれる主体は独特。半分だけ近代的主体というか…彼女はただ死にたくないを繰りかえす。自分を持たず、キャラはひたすら受け入れる。正面試合は避け、目標は持たない。嫌なことはすぐ忘れる。現在性の徹底。でもメタ的自己だけはある。ハイデガー的「現存在」2.0というか。
— 濱野智史@PIP総合プロデューサー (@hamano_satoshi) 2014, 9月 11
とりあえずもう遅いので月曜読書会イベへのリンクを貼ると、例えば鈴木謙介『カーニヴァル化する社会』『ウェブ社会の思想』の問題意識を持っているなら、指原莉乃『逆転力』は絶対読むべき。アイドルとか関係ない、じゃないくて、アイドルこそ「遍在する自己」の苛酷さに直面しているし。
— 濱野智史@PIP総合プロデューサー (@hamano_satoshi) 2014, 9月 11
PIPのコンセプトは「アイドルが自らアイドルをプロデュースしていく」とのことらしいので、逆転力は読んでおいた方がいいんでしょうね
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